掲示板の標語
- 住職 山本融聡
- 3月27日
- 読了時間: 1分
春になりましたので
掲示板の標語を新しくしました

親鸞聖人がよまれた和歌といわれています
親鸞聖人が9歳で出家するときに
お寺に着きましたのが夜でした
そこで、明日僧侶となるお得度の式をしましょうと言われましたら
今咲いている桜を、明日また見ることができると思っていても
夜中に嵐が吹けば花も散ってしまいます
と、自分のいのちも桜の花のように明日の保証はないから
今日お得度の式を受けたいと言われ
ローソクの灯(あか)りをともしながら式を受けられたそうです
桜もつぼみを持ち、花がさき、また散っていきます
変化する諸行無常だからこそ、今を精一杯生き
明日になっても何も変わらないと
自分で自分を決めつけるのではなく
自分と向き合いながら
過ごすことが大事なように思います
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