今回も宇治の平等院を訪ねてみました
今まで何回いっただろう
5回くらいだろうか
昨年の十一月にもお寺の団体参拝のおりにお参りしました
ただ、今まで周りから観るだけで、今回初めて中を拝観することが出来ました
中は時間と人数を限定した別料金の拝観なので、昨年は3時間待ちと言われ諦めました
今回は夕方訪れたこともあり三十分待つだけなので、見せていただきました
丈六の阿弥陀さまの周りには、九つの絵が描かれていたそうです
人間の種類を、上・中・下に分け、その上にも上中下の三段階あり、中と下にも三段階あることから九種類になるそうで、その絵です
一番最上を上品上生(じょうぼんじょうしょう)といい、最下位を下品下生(げぼんげしょう)といいます
ちなみに上品(じょうひん)、下品(げひん)はここからきています
親鸞はその中で、自分を下品下生といいました
さすがだなと思います
もうすぐ年の瀬で梵鐘がつかれますが
煩悩を取り去ることなど出来ないですね